はじめに
こちらの記事を読んでくださっている皆さんは、おそらくAPDという言葉をご存知かと思います。
簡単に言うと、聴覚情報処理障害(APD)とは、
身体的な聴力は正常であるにもかかわらず、
聞いた言葉の内容が理解し辛い状態が生じる障害です。
下記でもう少し詳しくまとめていますので、
もしよろしければ併せてご覧ください(*´ω`*)
さて、APDについて復習したところで、
今回はそんなAPD患者のために作られたといっても過言ではない、
「コミュニケーションフォーカス機能」を搭載した、
「able aid」という商品について、
あくまで個人的な意見になりますが、レビューしていきたいと思います!
「able aid」とは?
まずは、「able aid」がどんな商品なのかをご説明しますね!
2021年8月10日から、
ビックカメラやヨドバシカメラを中心に、
日本全国の家電量販店・メガネ店などで販売開始された「able aid」。
集音器とノイズキャンセリングイヤホンの特性を両方兼ね備えた商品です。
分類としては、「ワイヤレス集音器」になります。
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「able aid」 は、株式会社 freecleによる商品で、
独自開発した音声テクノロジーを活用し、
“耳のピント” を合わせ、聴きたい音を選択できるワイヤレス集音器として、
現在、家電量販店や大手通販サイト、公式サイトで販売されています。
騒がしい場所でノイズを抑制するノイズキャンセリングとしての機能はもちろん、
周囲の騒音を抑制し、対面する人の声が聴こえ易くなる、
独自の「コミュニケーションフォーカス機能」を搭載。
つまり、カクテルパーティー効果が弱いとされる、
APD患者にうってつけの商品なのです!
カクテルパーティー効果とは?
騒がしい状況や多くの人が雑談をしている中でも、
対面している相手の言葉や、駅の案内放送など、
自分に必要な声はしっかりと聞き取れる現象のこと。
これまで、聴覚過敏の方はノイズキャンセリングイヤホンやイヤーマフなど、
さまざまなノイズキャンセラー機器を使用していたかと思います。
しかしながら、聴覚処理障害というAPDの特性を持つ方には、
元々聞き取りづらい人の言葉、声が、
耳をふさぐことによって、さらに聞き取りづらくなるという、
悲しいかな、デメリットもありました。
そこで、こちらの「able aid」。
最新のノイズサプレッサー技術を活用し、雑音を除去しながら、
母音は小さく、聴こえにくい子音は大きく聴こえる仕様となっており、
聞き取りづらい人の音声をなんとか拾う、
APD患者にとって革命ともいえる商品が誕生しました!
でも、コミュニケーションフォーカス機能って、つまりどういうこと?
こんな声もあろうかと思い、「百聞は一見に如かず」ということで、
実際に私、究万(くま)が購入し、「able aid」を試してみたので、その体験記を書きたいと思います!
簡単に言えば、「able aid」の商品レビューです(笑)
では、どうぞ!
コミュニケーションフォーカス機能について
公式サイトによると、下記のようにまとめられています。
前方以外の音が相対的に小さくなり、
独自の特許技術により 1.0m ~ 1.5m 以内にいる、
対面する人の声に”耳のピント”を合わせることができます。
※前方以外の音が完全に無音になるわけではありません。
日本語に合わせて、母音は小さく、
聴こえにくい子音は、大きく聴こえます。
さらに、最新のノイズサプレッサー技術により、
雑音と機械音(サー音)を最小化。
会話にピントを合わせることができます。
聞き取りたい音や声が、
それ以外の音(騒音/雑音)のある場所で、
顕著に聞こえにくくなる「APD(聴覚情報処理障害)」という障害が、
近年、少しずつメディア報道や医師などの報告により明らかになってきました。
その障害をもつ潜在的な患者数は、
推定240万人にものぼると言われており、
日本人の約2%が該当するとされています。
自分の聴力に合わせて、「able aid」と専用アプリを使用し、
聴こえ方(聞きとりたい周波数帯域)を調整することで、
これまでAPDの症状に困っていた方々や、
聴覚障害などにより、日々の会話を楽しめなかった方々に向けて、
騒がしい場所でも、「聴きとりたい人の声」に集中できる、
独自のフォーカス機能を備えた、
新型コミュニケーションデバイスです!
(※上記文章は公式サイトから引っ張ってきたものを私なりに解釈しまとめたものになります。)
「able aid」は、大きく3つのモードがあります。
- 360°集音モード
- コミュニケーションフォーカスモード
- ノイズキャンセリングモード
ノイズキャンセリングモードはいうまでもなく、
従来のノイズキャンセラーと同じように、周囲の環境音を抑えてくれる機能です。
360°集音モードというのは、簡単に言えば補聴器・集音器の機能ですね。
筆者はこちらのモードを使ったことがないのであまり詳しくかけないのですが、
今回皆さんが知りたいと思われるのは、
「コミュニケーションフォーカス機能」についてだと思いますので、
これら2つのモードについては、レビューを割愛させていただきますm(__)m
さて、コミュニケーションフォーカス機能についてですが、
フォーカスする角度は、専用アプリを併用することで調整することができます!
例えば、1対1であれば、すぐ目の前の相手のみにフォーカスするように、
4人ぐらいのグループであれば、前方の範囲を広げてフォーカスするように、
……と言っても、分かりにくいと思うので、下記の図をご覧ください(笑)
そういうわけで、コミュニケーションフォーカス機能は、
フォーカスした部分の音量だけが大きく聞こえるように、
相対的に他の音量は小さく聞こえるように、
設定できる機能となっています。
さて、前置きが長くなりましたが、実際の感想をば。
※ここからは完全に個人的主観に基づいた商品レビューになります。
良かった点、改善してほしい点など書いてありますが、あくまで「個人の意見」です。
ご購入の際は、参考程度によろしくお願いします。
※「able aid」にまつわる関係者の方へ
こちらの記事は、一個人による「商品レビュー」になります。
記事の作成には細心の注意を払っておりますが、
気になる点などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
「able aid」の感想レビュー
著者・究万(くま)の症状について
念のため、私自身の症状について簡単にご説明しておきます。
ASD/ADHD/双極性感情障害などの診断がでている、20代フリーランス活動家です。
耳鼻科などでのAPD診断はされていませんが、
普段から人の「声」は聞き取れるのに、
「内容」が聞き取れない、といったAPD症状に悩まされています。
また、聴覚過敏などの感覚過敏が強く、
外に出るときは必ずノイズキャンセラーを使用しています。
「able aid」を購入して約2週間使用した感想を以下、
箇条書きですがまとめさせていただきました。
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おわりに
今回は、APD患者に革命を起こすかもしれない、「able aid」の商品レビューを行いました。
集音器としての機能を兼ね備えながら、
ノイズキャンセリングとしての機能も兼ね備える、
新世代のコミュニケーションデバイスです♪
まだ使用期間が短いため、もう少し長く使ってから、
再度レビュー記事を書きたいと思っています。
簡単ではありましたが、誰かの参考に少しでもなれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました(#^^#)
8日間の全額保証キャンペーン(公式サイト限定)もありますので、
ぜひ皆さま、一度お試しくださいませ!
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