学生の将来は「会社員」になりたいがトップ
第一生命ほけん会社は毎年、子どもたちに調査して、
なりたい仕事についてのランキングを発表しています。
2022年3月16日、学生のしょうらいなりたい仕事について、
2021年 4月1日から3月31日までのランキングを発表しました。
小学生女子の第1位は、「パティシエ」でした。
パティシエとはケーキや洋菓子を作る仕事をする人のことです。
男子の小中高校生と、女子の中高校生では、
「会社員」が第1位となりました。
理由としては、コロナウイルスが流行したことで、
自宅で仕事をする会社員の人たちが増え、
自由な場所で働けるようになったから、というものがありました。
自宅で仕事をする親を見て、子どもたちは、
会社員というのは働きやすいのではないか、と考えたようです。
将来、会社員になったときに、やってみたい仕事をきいたところ、
男子の小中高校生と、女子中学生の多くが、
「科学ぎじゅつ・ものづくり」の仕事を選び、トップとなりました。
ロボットや人工知能(AI)などが、どこでも見かけられるようになりました。
そのため、ぎじゅつの開発やコンピュータといった分野への関心が高いようです。
第2位以下のランキングも発表します。
まず、小学生男子のなりたい職業の第2位は「ユーチューバー」です。
子どもたちはユーチューバーたちの活動にきょうみを持っているようです。
第3位は「サッカー選手」。スポーツ選手はみんなのあこがれですね。
次に、男子の中高生です。
ともに第2位が「公務員」、3位が「エンジニア・プログラマー」でした。
最後に、小学生女子の第2位には、
「かんごし」と「幼稚園・保育園の先生」が、同じ数で選ばれました。
どちらも同じ数だったので、第3位はありません。
また、中高生女子の間でも、かんごしや医者など、
むずかしい資格をとって働く仕事が人気という結果になりました。
コロナウイルスが流行して、かんじゃさんのために頑張っている、
医者やかんごしの姿に、あこがれるものがあったのでしょうか。
今回の調査は、インターネット上で行いました。
全国における小学3年生から6年生までと、中学生、高校生の、
計3000人の答えを集めて計算しました。
子どもたちが将来、どのような仕事につくのか楽しみですね。
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