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日本の物流が大ピンチ!?このままではすべての荷物を運びきれなくなるかも?

2022年5月22日のニュースです。
新型コロナウイルス問題で自由に出かけられなくなったことで、
インターネット通販を利用する人が一気に増えました。
このサービスをささえるドライバー不足が、大きな問題となっています。
数年後にはすべての荷物を運びきれなくなってしまう可能性があるようです。
営業用や貨物用のトラックなどを運転するドライバーは、高齢化が進んでいます。
さらにはほかの仕事とくらべて給料が低く、また働く時間も長いとされています。
このため若い人たちにはあまり人気がなく、全体の人数は減りつづけています。
一方でインターネット通販を利用する人は、この先も増えつづけることでしょう。
荷物が増えてドライバーが足りなければ、積み残しが発生するのは当然です。
このような状況になると、荷物を送る人はより高い運送料を払ってでも、
運送業者を確保しなければなりません。
その結果として、私たち消費者が負担する金額が大きくなってしまいます。
また中小企業の運送業者の多くが、いまだに連絡手段が電話とファクシミリのままで、
デジタル化が進んでいません。
ドライバーに必要な最新の情報が伝わらず、どこかで何時間も待たされることが、
今もめずらしくないようです。
昭和の時代でストップしているといわれる仕事環境も、すみやかに改善すべきでしょう。
この問題は私たち消費者だけで解決できるものではありません。
政府や物流業界全体には、この問題が手おくれにならぬよう、
早い時期にきちんと対応してもらいたいですね。
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