感覚過敏、感覚鈍麻をもつ私ですが、
その中でも味覚過敏についてはかなり面白い特性をもっています。
私、究万(くま)は、食べ物が全般苦手です。食べることが嫌いです。食べ物のにおいも嫌いです。
人間の三大欲求に設定されている意味が全く分かりません。
苦手な食べ物の一つに、魚があります。
なぜ苦手かといわれるとこれまた面倒くさいのでここでは割愛しますが、
とにかく魚が苦手です。
でも、刺身は大好きで、光物以外は食べることができます。
さて、みなさんは、まぐろの出汁茶漬けを食べたことがありますでしょうか?
私は結構好きな食べ物です。
どんぶり系が基本ダメな私にとって、
唯一OKなどんぶり系?でもあります。
ご飯の上に、まぐろの刺身。そして出汁を上からかけて食べる。
これが一般的な食べ方ですよね。
でも、私はこの出汁茶漬けを食べるとき、すごく注意して出汁をかけなければいけません。
なぜなら、出汁がまぐろにあたってしまうと、
刺身であったまぐろが、魚に変化するからです。
……意味わかりませんね。まぐろはもともと魚です。
それはわかっているのですが、どうしても私は、
まぐろの刺身=魚という現実?を受け入れることができません。
刺身状態であったまぐろを食べることはできます。むしろ好きです。
でも、それがお湯をかけて魚っぽくなった瞬間、口に運ぶことが難しくなります。
魚っぽい見た目、というのは多分色が変わって骨があるように見える、という状態なのかなと思っています。
なんとなくわかりますか?
お湯(出汁)という存在が、まぐろを魚に変えてしまうのです。
というわけで、私は普段、まぐろの出汁茶漬けを食べるとき、
注意深くまぐろに出汁がかからないようにしながら、出汁をかけて食べます。
面倒だな、と思うマイルール&感覚過敏の一つです。
以上、発達障害体験談でした!
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