こんにちは、究万(くま)です。
私は感覚過敏を子供のころから持っており、特に味覚過敏と視覚過敏、聴覚過敏が強めでした。
子供時代に一番困っていたのは味覚過敏ですが、好きなものを自由に食べられるようになった今、
栄養の偏り以外で味覚過敏に困ることはそんなにありません。
人とご飯に行くことは相変わらず苦手ですが、そもそも人付き合いをしないので大丈夫です(笑)
さて、大人になってから、というよりは上京してから、とにかく困るようになったのが聴覚過敏です。
田舎に比べて都会って圧倒的にうるさい。
救急車の音量も私の地元はあんなにうるさくありません。
それでも都会には道を譲らない車がいるってんだから驚きです。
やっぱり田舎と違って救急車の頻度が高いのも原因なのでしょうか。
そして外に出ると困るのがとにかく街がうるさい。
東京という街は必ずといっていいほど機械音声が何かを主張しています。
でかいビルには大体有名人を起用したCMがパネルで流れているし、
選挙カーだけでなく夜の仕事募集のカーも当たり前のように大通りを走っています。
ちなみに私が住んでいた田舎では、選挙の時期に選挙カー、
夏休みごろに廃品回収のお知らせ(地域の子どもの生音声)カー、
これらが通るくらいでした。
それだって小学校の近くで選挙カーを走らせるやつがいれば、
絶対あいつには投票しないぞ、と子供心ながらに思っていたものです。
まあ、小学生に投票権はありませんでしたが(笑)
前置きが長くなりました。
聴覚過敏がひどくなって、私は聴覚過敏対策グッズをするようになりました。
このサイトでも紹介している、イヤーマフやノイズキャンセリングイヤホンといった類のものです。
最初に聴覚過敏対策グッズに出会ったときは本当に驚きました。

「世の中にこんなものがあるのか!」
と。
特に、ノイズキャンセリングイヤホンには度肝を抜かれました。
周囲の環境音だけを消してくれて、人の声は聞こえる。すごいですね。
そんなノイズキャンセリングイヤホン、数年間はいわゆる電車の騒音を防ぐためだとか、
街中で心穏やかに歩くためだとか、そういった自己防衛に使っていました。
でも最近、新しい使い方を見つけたのです。
そう、それがタイトルにある「趣味」に使う方法です。
これまでは自己防衛しか考えられなかったのですが、
何かの拍子にふと思いついて、これまで爆音が嫌いで避けていた映画館に、
ノイズキャンセリングイヤホンをしたまま入ってみました。
ワイヤレスイヤホンなので、髪を耳にかけなければイヤホンをしていることはわかりません。
さすがにごっついイヤーマフをして映画館に行く勇気は私にはありませんでしたが、
これなら周囲に何かを思われることもないはず、と映画館へ。
するとどうでしょう!これまで爆音がきつかった映画館は、
ちょうどいい音量となって私の耳に音声を届けてくれるようになりました。
もともとアニメや漫画は好きな私です。
大画面で見る映画自体が嫌いなはずはありません。
そういうわけで、最近はノイキャンを両耳に映画館へ行く、というのが新しい趣味となっています。
またどんな映画を見たか、どこかでお話しますね。
いくつか見たい映画があるので今月か来月頭に行けるといいな~。
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